コクリコ坂から 感想

コクリコ坂からの感想です。

スタジオジブリの最新アニメ映画「コクリコ坂から」ですが、一足先に試写会に行ってきたので、感想を書いてみます。
文章がうまくないので、レビュー程度にしかならないかもですが…


↓「コクリコ坂から」の美術設定 すばらしい!


「コクリコ坂から」は、ひとことで言うと青春映画そのものです。


空も飛ばない、猫バスや床下の小人も出てこない、もちろんファンタジーではない。

ただ、ひと組の若い男女が出会って、ある葛藤があり、離れて、自分たちの親の青春に触れ、それらすべてを取り戻す物語。


それを実写映画でなく、アニメでやる意味があるのか?

大いにあります。


現実にありそうな話ばかりをアニメでやって、退屈ではないのか?

退屈どころか、楽しくて、おしゃれで、アツい映画です。


「コクリコ坂から」では、二つの時代が描かれます。


ひとつは松崎海たちの生きる1968年。

東京オリンピックの前年で、学生運動も盛り上がりを見せ、世の中すべてが改革の波にのまれ、なんだかざわざわしていた時代です。


そしてもうひとつは海たちの親の世代、太平洋戦争とその終戦の時代。

とにかく日本全体がめちゃくちゃになり、みんなが大変な時代でした。

海の父親・沢村雄一郎が出会う悲劇は、日本から見ると戦争の後始末の課程で起こった出来事です。


松崎海が毎朝、コクリコ荘の庭から海に向かって上げる信号旗は、父親に対するメッセージであり、二つの時代をつなぐ架け橋です。


そして、「コクリコ坂から」の予告CMでは、手嶌葵の「さよならの夏」が繰り返しかかっていますので、「湿っぽい映画なのかな?」と思われるかもしれませんが…

まったく湿っぽいところはなく、カラッと明るい映画です。
生き生きとしているというか…

特に楽しいのは、コクリコ荘の下宿人たちと、「カルチェラタン」の住人(文化系部員)たちです。
のっぽの画学生・広小路や、哲学部の部長などの個性的な面々がたくさん登場し、ジブリアニメ定番のモブ(群衆)シーンもあります。

また、今回の「コクリコ坂から」は、音楽も楽しい!
いつもの久石譲ではなく、手嶌葵の挿入歌以外の主なBGMは武部聡志という方で、かなりベテランの音楽プロデューサーです。
BGMが場面に合わせて、ジャズ風だったり、ビッグバンド風だったり、インスト・ロック風だったりで、すごくおしゃれなんです。

今までのジブリアニメに比べて、音楽の使い方のセンスがいい!


そして自分的には、この「コクリコ坂から」は、すべてのスタジオジブリの映画の中でも、ベスト5に入る感じです。


ただ、難を言えば、年配の方はともかく、若い方にはちょっと理解不能なネタが多いかもしれません。

特に「学生運動」「ガリ切り」「朝鮮戦争」などなど…

なので、↓こちらをご覧になって、予備知識を入れてから映画館へGO!



posted by 腐男子 at 16:23 | Comment(0) | コクリコ坂から 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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